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小児マウスピース矯正
~お子さんの将来のお口の健康のために~
さいたま市浦和区の歯医者「たぼ歯科医院西口」では、小さなお子さんの歯並びのご相談も承っています。予防を重視した当院では、歯やお口の将来を見据えた小児マウスピース矯正治療のご提案が可能です。小さなお子さん連れの保護者の方にも安心して通っていただけるよう、充実したキッズスペースや、完全個室での診療など、細部への配慮も心がけています。お子さんの歯並びや歯の生え方に気掛かりなことがありましたら、ぜひ一度当院へご相談ください。
予防から考える小児矯正の大切さ
矯正治療は成人してからも始められる治療ですが、乳歯から永久歯に生え替わる混合歯列期に始めるなど、適切なタイミングでスタートできれば、お子さんへの負担を小さく抑えた矯正治療が可能となります。小児期の歯並びのお悩みは、最初は小さな問題であっても、放置すると大人になってから抜歯が必要な治療になることもあるため、当院では早めのご相談をおすすめしています。子どもの矯正は、歯並びだけではなく顎やお口まわりの筋肉、呼吸などの機能も改善することが可能で、脳の発達にも影響を及ぼす大切な治療なのです。
小児矯正の7つのメリット
- 1ブラッシングがしやすくなり、将来にわたって虫歯や歯周病が予防しやすくなる
- 2しっかり食べ物を噛めて消化もよくなるため、全身の発育にも好影響となる
- 3しっかりと噛める歯並びが、よりよい顎の成長につながる
- 4顎や骨格の成長バランスが整い、顔の輪郭や全身がゆがむリスクを抑えられる
- 5子どもの頃によくありがちな悪習癖の改善につながる
- 6大人になってから矯正が必要になった場合に抜歯などの必要性を抑えやすい
- 7小児期から歯を大切にし、良い生活習慣を意識することで、将来も歯を大切にする習慣が身につきやすい
たぼ歯科医院の小児マウスピース矯正の4つの特徴
小児矯正治療では、歯を移動させることを主な目的とする成人矯正と異なり、歯が生え揃うのに充分なスペースを確保するため、顎の発育を促す治療を行うことが多くなります。JR浦和駅北口から徒歩1分「たぼ歯科医院西口」の小児矯正治療には、次のような4つの特徴があります。
特徴1 お子さんの将来のお口の状態を考えた包括的診療
「予防」を重視する当院では、目の前の問題を解決するための矯正治療ではなく、お子さんの将来の健康を見据えた、予防のための矯正治療をご提案しています。治療開始のタイミングはお子さんの心身の発達段階や歯並びの状態によって異なりますが、どのようなケースであっても虫歯や歯周病につながるような悪い要因を取り除く治療や予防ケアをしっかりと行います。唾液検査を通じて、治療前後や治療期間中のリスク管理も行っています。
特徴2 チーム医療でその子に合った治療を検討
小児矯正では、お子さんの年齢や発達段階、お口の状態などお一人おひとりのさまざまな側面を考えた治療の進め方が大切になってきます。また、小児期では治療中も歯や体が成長をし続けるため、専門知識に基づいて、柔軟に対応していく必要があります。当院では、矯正専門医をはじめとする各歯科医療分野のスペシャリストが連携する「チーム医療」を行っており、お子さんの状態に合わせて、さまざまな治療法や装置選択を検討します。もちろん、お子さんのことを一番よく知っている保護者様にもしっかりご説明し、お子さんご本人の気持ちも大切にしながら治療を進めてまいります。
特徴3 最新機器を使用したお子さんにも安心な矯正治療
当院では、症例に応じて口腔内スキャナーを導入したマウスピース矯正もご提案しています。口腔内スキャナーを使用すると、従来のような型採りの不快感を軽減でき、データ取得のスピードも早いため、お子さんのストレスを抑えることが可能です。
また、デジタル歯科診療を行う当院では、歯科用CTで正確なデータ取得を行うため、的確かつ医学的根拠に基づいた治療のご提案が可能です。データはお子さんが大きくなられても保管しておくことができますので、将来のシュミレーションにも活用することが可能です。なお、当院の歯科用CTは被ばく量が低減されているためご安心いただけます。
特徴4 親子で安心して通える環境の整備
たぼ歯科医院西口では、周辺地域でも最大級と言ってもいいほど広いキッズスペースを確保し衛生管理もしっかり行っています。完全個室の診療室は、親子で入れる充分な広さがあり、周囲を気にすることなく治療に集中していただけます。また、歯科医師や歯科衛生士は担当制となっており、いつも同じスタッフが対応します。お子さんにも慣れていただきやすい環境整備を心がけています。
小児矯正について
お子さんのお口にこんな症状ありませんか?~歯並びが悪くなる前兆かも~
- 口をポカンと開けていることが多い
- 出っ歯・受け口・歯並びのデコボコなど、気になるところがある
- 睡眠時間は充分なはずなのに目の下にクマができている
- 食べ物の「飲み込み方」がおかしい気がする
- 咀嚼や飲み込むまでに時間がかかる
- ツバなどを飲み込むときに、顎や口周りに変なシワができる
- 唇をかむ・舌が出る
- 指しゃぶりをしている
- 顎がしゃくれている・受け口になっている
たぼ歯科医院西口が目指す、子どもの矯正のゴール
当院の小児矯正では、将来、永久歯が生え揃ったときによい歯並びと正しい噛み合わせを作り、それを安定して維持できることをゴールとしています。
永久歯は乳歯よりも大きいサイズですので、顎に充分なスペースがない場合は、歯が重なり合うなどデコボコしてしまうことがあります。そうならないためにも、小児矯正では顎のバランスよい発達を促し、生えてきた永久歯が過不足なく並べられるスペースを確保することを主な目的にしています。また、しっかりと歯で噛んで食べる食事ができるよう、咀嚼機能の改善も念頭においた治療を行います。
小児矯正のメリット
歯の移動が早い | 骨格バランスが整う | ブラッシングしやすい | ||
---|---|---|---|---|
骨が成長途中で柔らかいため、歯をスムーズに理想的な場所へ移動さることができます。 |
骨格バランスが整う |
体の成長する力を利用して顎の骨の発達を促すときに、骨格全体のバランスが整えるようなアプローチが可能です。 |
ブラッシングしやすい |
デコボコの少ないよい歯並びはブラッシングしやすく、虫歯や将来の歯周病などのリスクをへらすことができます。 |
永久歯を残せる | 悪いクセの改善 | |||
成人矯正では、歯を並べるスペースを確保するために抜歯するケースが多くありますが、小児矯正で顎のスペースを充分に確保することができれば、成人矯正時に抜歯しなくてもよくなります。 |
悪いクセの改善 |
口をポカンと開ける口呼吸や、舌がきちんと収まらない舌癖など、歯並びに悪影響となるクセを早期発見し、改善するよう促すことができます。 |
注意していただきたいこと
毎食後にはブラッシング
矯正装置が取り外しできても、固定式であっても、毎食後にはしっかりとブラッシングをし、虫歯を予防しましょう。固定式の場合は、特に虫歯リスクが高まりますから、よりよいブラッシングのコツを身につけましょう。
装着時間を守る
取り外し可能な矯正装置を使用している場合、外している時間があると、次第に装着がおっくうになってくることがあります。毎日一定時間(20時間以上)装着しないと、治療効果が得られませんので、装着時間をしっかり守りましょう。
通院スケジュールを守る
治療の進行具合の確認や、お口のケアのために、定期的に通院してもらう必要があります。治療をスムーズに進めるためにも、約束した通院日時はきちんと守り、その時々に必要なメンテナンスを受けましょう。
治療の流れ
- Step01
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小児矯正相談(無料)
矯正相談時には、歯並びや噛み合わせのお悩み、保護者の方が気になっている部分などをしっかり問診いたします。治療にかかる費用や期間についても、わかりやすくご説明いたします。
- Step02
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精密検査・治療計画
お子さんのお口の状況を把握するため、さまざまな診査・診断を行います。必要に応じて、口腔内スキャナーでの歯型採取、歯科用CT・レントゲンの撮影、顎の骨や歯肉の状態、噛み合わせのバランスチェックなどを検査します。ご相談内容やご要望、解決すべき問題によって検査の内容は異なります。これらを踏まえて、複数のドクターが連携した「チーム医療」でオーダーメイドの治療計画を立案し、ご提案します。気になる点やわからないことがありましたら、どのようなことでも遠慮なく医師へおたずねください。
お子さんご本人や保護者の方の同意が得られてから治療を開始します。
- Step03
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治療準備
成人治療と同じく、虫歯や歯肉炎などのお口のトラブルがあれば、そちらをしっかり治療しておきます。
- Step04
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早期治療(第1期)
乳歯と永久歯が生え変わっていない時期のお子さんには、顎に永久歯が並ぶためのスペースを確保するため、顎の骨の成長を促すことを主な目的とした治療を行います。
お子さんの発育にもよりますが、一般的に治療をスタートする時期は7~10歳頃です。受け口の場合は、3歳くらいから始めることもあります。矯正装置を装着して生活してもらいながら、月1回程度の通院を、1~5年間ほど継続してもらうケースがほとんどです。
- Step05
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経過観察期間
治療後のお口の状態をみて、経過観察期間を設けます。永久歯が生え揃ってない場合や、一部の歯になんらかの症状がみられる場合に設けます。ケースバイケースですが、保定装置を装着し、3ヶ月に1度のペースで通院していただきます。
- Step06
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精密検査
早期治療(第1期)の終了後は、この後の動的治療(第2期)が必要かどうか、精密検査をしたうえで診断します。精密検査では、必要に応じて口腔内スキャンやレントゲン撮影等をし、歯並びや顎の骨の状態を細部までチェックします。検査のタイミングは、上顎の成長がほぼストップする年齢、通常は11歳頃になります。
- Step07
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動的治療(第2期)
歯の1本1本を、理想的な位置へ移動させる治療を開始します。成人治療と同じ治療内容となります。早期治療との二段構えで矯正治療を行うことで、抜歯や大がかりな外科的治療が不要になることも多く、キレイな仕上がりとなる可能性が高くなります。
周りを気にする多感な時期だからこそ「目立たない矯正」を
インビザライン・ファースト(薬機法対象外)
「インビザライン・ファースト(薬機法対象外)」は、乳歯と永久歯が混在する成長過程にあるお子さんのためのマウスピース矯正です。ワイヤー矯正のように目立つことがないので、思春期に差しかかり周囲の目が気になる時期のお子さんにも、心理的なストレスなく治療を続けていただけます。また、通院回数も1~3ヶ月に一度と比較的少ないため、通院に付き合う保護者の方の負担も軽減されます。スポーツや楽器の演奏なども普段取り楽しむことができるため、部活動などにも影響を与えません。
MRC矯正
「口呼吸」や「舌のクセ」、悪い姿勢など歯並びが悪くするクセがある場合に、トレーニング用のマウスピースを作製し装着するのがMRC矯正です。歯列を整えるというよりも、お口周りの筋機能を整ええ顎の成長を促すトレーニングに取り組む治療です。対象年齢は5~12歳ですが、この時期のお子さんの成長には個人差が大きいため、3歳ころから15歳くらいでもよい治療効果が得られます。一日のうち、起きている時間に1時間、就寝時にマウスピースを装着し、一日2分程度のお口のトレーニングを続けていただきます。
床矯正
子どもの体が成長する力を活用して、顎の骨の発達を促す矯正方法で、小児矯正として大変ポピュラーです。取り外し可能な装置を、主に就寝時に装着します。定期的な通院で、ドクターが様子を見ながら装置のサイズを調整し、顎を広げたり、歯を前に押し出したり後ろに下げたりします。5~7歳ころの顎の成長のピーク期間を利用することで、効率よく発達を促します。食事やブラッシング時には外すことができ、お手入れもしっかりできます。