矯正歯科を選ぶ前に知っておくべきこと

矯正歯科を選ぶ前に知っておくべきこと

矯正歯科を選ぶ前に知っておくべきこと

  • 矯正歯科を選ぶ前に知っておくべきこと

歯並びを治したいけど、矯正治療ってよくわからない...」と思ったことはありませんか?

矯正治療について疑問に思ったことはありませんか?

矯正治療は一度始まってしまうと他院への転院が難しいため、治療開始前に疑問点を解消しておくことが大切です。

そこで今回は、治療を始める前に矯正歯科を選ぶために知っておきたいことをご紹介したいと思います。

 

矯正歯科の流れ

矯正治療を始めるにあたって、どのような検査が必要で、どのように治療が進んでいくのかをあらかじめ知っておくと、矯正相談に行ったときに適切な質問をしやすくなります。

 

また、歯科医師の説明も理解しやすくなります。

 

例えば、マウスピース矯正治療をお考えの患者さんがいらっしゃいました。

その患者さんは他院さんでも相談を受けておられてIPR(歯と歯の間にスペース(隙間)を作る方法の1つ)の可能性があることは事前に知っていたものの、どれくらいの患者さんが受けているのかは知りませんでした。

そのため、実際にIPRが必要だと知ったときは、少し戸惑っておられました。

 

このような矯正治療の流れを事前に知っておき、矯正相談時に疑問点を解消しておくと、スムーズな治療につながると思います。

 

歯列矯正のリスク

歯列矯正には以下のようなリスクがあります。

・歯肉退縮:重なり合う歯の下に骨が存在しない場合など、歯並びの過程で歯根が部分的に露出する危険性

 

・歯根吸収や歯髄の壊死:歯根が短くなったり、神経が死んでしまう危険性があります。これを防ぐためには、事前のCT検査などに基づき、合理的な治療計画を立てることが必要です。

 

・金属アレルギー:金属製の矯正器具を使用することによるリスクがある。

 

・不定愁訴:治療中に頭痛、肩こり、疲労感、吐き気などを発症するリスクがある。

 

・顎関節症:口が開きにくくなる、耳鳴りがするなどのリスクがある。発症した場合、経過観察または改善のための治療を行う場合があります。

 

・後戻りの可能性: 矯正治療後に歯が動きやすくなり、放置すると再び歯並びが悪くなる。一般的には、治療終了後1~2年間はリテーナーを装着し、後戻りを防止します。

 

歯列矯正の種類

どのような矯正方法があるのか、どのような矯正方法を希望するのか、事前に少し知っておくと、相談しやすいと思います。

 

また、ある矯正方法にこだわりがある場合は、見た目などを考慮して、通われている歯科医院ではどのような装置を取り扱っているかを事前に調べておくとよいでしょう。

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埼玉県さいたま市浦和区 たぼ歯科医院

歯科医師 院長 多保学

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