矯正相談ではどのようなことを聞けばいいのでしょうか?矯正相談で聞くべき質問をまとめます!
「まずは矯正相談に行くことが大切」と言われても、実際の相談で何を聞けばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、矯正相談で聞くべき質問をご紹介します。
治療法について
矯正治療にはさまざまな種類があります。好みの方法があれば、その方法が治療可能かどうか聞いてみましょう。
希望がない場合は、その歯科医院でどんな方法があるのかを聞いておくとよいでしょう。
すでに他の医院で相談したことがある場合は、その医院で勧められた方法に問題がないかどうか確認する(セカンドオピニオン)のも良いのではないでしょうか。
おおよその治療期間
実際に治療のために通院する期間については、必ず治療期間の目安を確認しておくとよいでしょう。
というのも、矯正治療には長い期間がかかることが多いので、それまでに引っ越しの予定がある場合は、治療開始時期をずらしたほうがいい場合もあります。
例えば「半年後までに歯並びを整えたい」という希望がある場合は、適切な方法を検討する必要があります。
ご要望をお伝えしたうえで治療期間の目安を確認しましょう。
矯正方法によって、治療期間は異なります。
治療費の見積もり
矯正治療のカウンセリングでは、矯正治療にかかる費用を必ず確認しましょう。
矯正治療は基本的に保険が適用されない自由診療のため、治療費が高額になることが大多数です。
事前にいくら必要なのかを知っておくと、計画を立てることができます。複数の治療方法を用意している歯科医院であれば、それぞれの治療方法の費用の見積もりを出してもらい、比較検討するのが理想的です。
ただし、昨今、安価な治療を選ぶことで、クレームにつながっているケースが散見されることも事実です。
料金体系
一般的に矯正治療には長い時間がかかります。
歯科医院の中には、時間がかかってもその都度料金がかからないトータルフィーシステムを採用しているところもあり、様々です。
調整料は、一般的に1回あたり3,000円から10,000円程度かかりますが、トータルフィーシステムの最初に提示される総額に含まれていることが多いようです。
この料金体系を事前に聞いておくと、安心して治療を受けることができます。
お支払い方法について
矯正治療費の目安とともに、その歯科医院がどのような支払い方法を受け付けているのかも確認しておきましょう。
窓口での現金払いのほか、クレジットカードやデンタルローンなど、高額な治療費を分割で支払いたい場合に便利です。
矯正治療費は基本的に保険適用外ですが、要件を満たせば医療費控除を受けることができます。医療費控除を受けるには診断書が必要なので、対応可能かどうか確認しておくとよいでしょう。
前処置の必要性について
歯の状態によっては、矯正治療を開始する前に必要な処置がある場合があります。例えば、抜歯やIPR(研磨処置)などが挙げられます。抜歯やIPRは、矯正治療中に歯が動くスペースを確保するために必要です。
抜歯は、歯が動くためのスペースを確保します。一方、IPRは、歯を抜くのではなく、歯の表面を少しずつ削ってスペースを確保するものです。これらの処置が必要な場合、追加費用が発生したり、矯正治療を開始するまでに期間が必要になったりしますので、事前に確認しておくとよいでしょう。
また、抜歯のメリット・デメリット、非抜歯のメリット・デメリットについても聞いておくとよいでしょう。
想定されるリスク
矯正治療には、メリットだけでなくリスクもあります。例えば、歯肉の退縮や歯根が短くなるなどのリスクがあります。
矯正治療にかかわらず、どんな医療行為にもリスクはつきものです。トラブルを避けるためには、矯正治療を始める前にリスクを理解しておくことが大切ですので、必ず矯正歯科医に確認してください。
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埼玉県さいたま市浦和区 たぼ歯科医院
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