根尖側移動術
術前の状態、治療計画
患者 50代 女性
主訴 被せものが外れたことを主訴に来院
診査診断 残存歯牙が少なく歯肉の縁の下まで虫歯が進行しているため健康な状態での型がとれません。そのため、根尖側移動術にて骨を少し削除し、健康な歯質を歯肉の上に出します。
これを行うことにより健康な歯牙の型とりができ健康な状態が維持することができます。
根尖側移動術
根尖側移動術とは歯肉の位置をかえるために歯肉の裏打ちである骨を調整し位置を変える手術です。
今回は残存歯牙より4mmの位置に骨頂を設定し骨整形を行いました。
術後の写真をみてもわかる通りもとあった歯肉の位置より下がっているのが確認できます。
術中の骨整形前の写真、骨整形後の写真、術直後の写真
最終補綴 セラミッククラウン
最終補綴処置を歯周外科後6ヶ月に行った。被せものは自然な歯牙と同じような仕上がりになるセラミッククラウンを使用した。
根尖側移動術をすることにより歯周ポケットを完全に除去し、健康な歯牙を歯肉の表に出すことが可能になります。
治療期間 8ヶ月程度
治療費 根尖側移動術 12万円
オールセラミッククラウン3本 30万円
根尖側移動術を行うことにより健康な状態での残存歯の保存が不可能でしたが可能になります。
他院にて無理矢理に保存している歯を健康に戻すことが可能な場合があります。当院では歯周病で悩まれている方のさまざまなお悩みを受け付けておりますので気軽にご相談下さい。
浦和駅徒歩1分 医療法人社団幸誠会 たぼ歯科医院 理事長
歯周病学会専門医,アメリカインプラント学会専門医
多保学